11月24日(木)に幼児教育学科で実習報告会が開催されました。今年の6月・10月に幼稚園実習、そして8・9月に保育園実習を行った2年生の代表者が、実習での経験や反省点の報告、そして実際に使った教材の紹介を行いました。2年生にとっては自身の実習を振り返る、そして1年生にとってはこれからの実習に対する意識を高める良い機会となったようです。

 

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 11月26日(土)に長崎ホテル清風の総料理長である前川 敬一先生をお呼びして調理講習会を開催しました。食物栄養専攻2年生12名、1年生8名が参加しました。

 

 経験に基づきながら、食材の取り扱い方や無駄なく使う大切さについてお話し頂いた後、水いかの下処理法や天ぷらの揚げ方のコツを実演を通して教えて頂きました。よい天ぷらの条件は「油切れがよい」ということで、鍋の材質や大きさ、油の量が関係してくるそうです。

 

 学生の調理実習は季節の野菜を取り入れた鮭のホイル焼きを調理しました。学生の嗜好に合うように味付けにマヨネーズを取り入れていただき、美味しそうに食べている学生の姿が印象的でした。

 また、清風オリジナルの「すいーとん」も試食させて頂きました。これは角煮とおこわを合わせたような商品で隠し味にトマトを使っているそうです。

 

 調理技術に加え、食べ物に携わる者の心得についても学ぶことができ、充実した内容でした。

 

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 11月19日(土)、20日(日)に行われた『ながさき実り・恵みの感謝祭2011』に、学生有志24名と教職員8名が参加し、2つのブースに分かれて食育ボランティア活動を行いました。今回は県内産の農産物を用いた本学オリジナルの特製『ととし』と県内産のじゃが芋を生地に用いた『もっちりたこ焼き』の2点を出品し、生産者と消費者の関わりを学ぶ貴重な体験をしました。また、出島ワーフエリアでは商品をお買い上げいただいた方に本学特製の『カステラ』を1切れずつプレゼントし、本学での食の取組み『長崎食育学を活かした食文化伝承と情報発信』をPRしました。これからも郷土愛豊かな人材の育成を目指し努力してまいります。

 最後になりましたが、今回の感謝祭でご協力いただいたJA長崎県中央会ならびに長崎市水産農林部ながさきの食推進室の皆様に感謝申し上げます。 

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 ※『ととし』とは、水切りした豆腐に蓮根、椎茸、小ねぎを加えて中華風に味付けしたものを米粉パンで包んで油で揚げたものです。

 


 11月9日(水)に施設実習の事前指導の一環として、児童養護施設太陽寮の戸泉茂樹施設長の講演会が開催されました。

 戸泉先生は、施設実習にあたって実習生に求める姿勢や心構えについて具体的な事例に触れながら話してくださいました。質疑応答では、学生から先生が利用者とかかわる中で一番大事にしていること、実習の中で気を付けることについての質問があり、先生はそれぞれの質問に対して丁寧に回答してくださいました。学生たちは現場の「生」の声を聞いて、施設実習に対する意識を高めていました。

 

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