教育方針
病院、保育園、高齢者福祉施設など
多様な分野で活躍し、
即戦力となる栄養士を養成します。
健康の維持・増進は適切な食事から。
現在、食への関心は高まっており、栄養と食のプロフェッショナルである
栄養士の活躍の場はさらに広がっています。
人の心に寄り添える、高い専門性と実践力を養います。
ミリョク
「食」について深く学び、充実の調理実習で
調理ができる栄養士を目指します!
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- 調理の基本について学ぶ
調理学実習Ⅰ~Ⅲ
- 大量調理について学ぶ
給食経営管理論実習Ⅰ~Ⅱ
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長崎の食に関わる外部のプロの先生に講義を行ってもらったり、カステラ、大村寿司、ハトシ、パスティなど長崎伝統料理の調理実習を通じて長崎の「食」について深く学びます。
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栄養士の知識を身につける
~栄養士スキルアップ特講~
栄養士の実力を判定する全国共通の試験として、栄養士実力認定試験があります。本学では、好成績を収めるため栄養士スキルアップ特講を開講しています。
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卒業生のキャリアアップのため、管理栄養士対策講座を行っています。
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医薬品についての詳しい知識を必要とする登録販売者の資格取得を目指すことは、病院や福祉施設で働く栄養士にとって大きな強みになるといえます。
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本学の卒業生には他大学の3年次編入を目指す学生もおり、これまで様々な大学に編入しています。栄養士コースではそのような学生を対象に、専門科目等の試験対策のための支援を行っています。
- 委託給食会社
- 病院
- 高齢者福祉施設
- 保育園・認定こども園
- 一般企業など
夢を実現するための第一歩
「給食経営管理論実習Ⅰ」では、学生が自ら栄養バランスを考えた献立の作成、食券販売、
約70人分の調理や接客を行います。出来上がった食事は、一食350円で提供します。
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おいしくて安全な食事を提供するために衛生管理をしっかり行います。
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朝礼が終わったら実際に調理開始。各料理の出来上がり時間と調理手順を考えながら調理していきます。班の仲間とのチームワークも大切です。
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料理は見た目も大切。美味しく見えるように彩りとバランスを考え盛り付けていきます。
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11時半からお客様(学生・教職員)がやってきます。調理が終わっても接客サービスまで気を抜けません。
女子短ならではの学び
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長崎には独特な地形や気候などから生まれた地域の食文化があります。また、和華蘭という言葉があるように、中国、オランダ、ポルトガルなど外国の影響を受けてきた食文化もあります。栄養士コースでは、1年前期に開講される長崎食育学をはじめ、2年間の講義や行事を通して、長崎の食文化について考える機会を作っていきます。
長崎食育学では、専任の教員はもちろん、長崎の食に関わる各分野のプロの先生方に外部講師として講義を行ってもらい、長崎の食の現状や将来の取り組みについて聴く機会を設けています。長崎の食材や伝統料理、加工食品など、食のルーツから最新の情報まで学ぶことができます。そして長崎食育学では実習も多く行っています。具雑煮や大村寿司など郷土料理の調理実習や、カステラ、パンなど長崎を伝承の地とする加工食品も作ります。
卒業生は長崎食育学で学んだ知識を生かし、長崎の食の伝承者として活躍しています。
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栄養士コースでは卓袱料理試食会を「長崎食育学」の一環として開催しています。今年で16回目を迎えたこの行事は、栄養士コースの2年生が1年生を招待して卓袱料理を振る舞うもので、食文化の継承と協働の必要性を学ぶ機会となりました。「もてなす側」と「もてなされる側」の気持ちが一つになり、とても有意義な時間を過ごすことができる行事でもあります。
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食品加工の原理、保存の原理を品質検査や加工実習より学んでいきます。
パン、カステラ、豆腐、ソーセージ、缶詰、アイスクリーム など
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乳幼児から高齢者までの多様なライフステージに応じた栄養特性について、実際に献立作成や調理実習を行いながら学んでいきます。将来、高齢者施設や保育園等で働くことの多い栄養士にとって大切な科目です。
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栄養士は食や健康に関する情報を、栄養指導を通して伝えていきます。この授業では実際に指導計画を立案し、パワーポイントなどを用いた模擬栄養指導を行うなど、栄養指導の技術について学びます。