生活支援技術では、介護の基本となる技術を学びます。クラスを2班に分け、小人数のクラス編成で授業は行われます。移動の介護では高齢者疑似体験、車椅子体験を通して利用者の気持ちと介護者としての視点に気付く授業です。 写真3枚は、片麻痺の状態で高齢者体験をしている様子です。この日は学内からバス停まででしたが、アスファルトの凸凹や少しの段差に苦労しており、視野が狭いと非常に歩きづらく、少しの段差でも声かけてもらうと安心したという意見が多く聞かれました。
次の写真の3枚は車椅子体験の様子です。お隣のJAのお店「太陽の郷」のご協力もあり、店内を車椅子で走行させてもらいました。
介護者をしてみて、坂道を押すのが大変であったり、車椅子の大きさによっては狭い通路ではハンドル操作が難しいと感じました。利用者の体験をして、物にぶつかりそうになって怖かったり、商品を見るときに、高い商品棚の鏡が役に立っていたり、ちょうどよい位置に試食があり嬉しかったです。お店からの帰りは特に出入りする車への注意も大切だと感じました。