7月17日(火)、社団法人ほなみ保育園の嵩浩彰園長先生による講演会が実施されました。2年生の保育所実習が8月後半から始まるのに伴い、実習の事前学習の一環として保育所習と就職活動に向けての心構えについてお話いただきました。先生からは、人生を通しての意味深いお話や雇用する立場からのご指導を伺うことができました。また学生からの質問に対して、子どもの安全についての具体的な事例を話していただきました。このような貴重な経験を通して、学生たちは保育実習に対する意識を高めていきます。
平成24年7月5日に記念ホールにて幼児教育学科卒業生講演会が行われました。今回は平成21年度卒業生牟田衣里さん(向陽幼稚園)、20年度卒業生山下真美さん(山王保育園)、小渕幸絵さん(第二みのり園)の3名に実習への取り組みや就職活動、就職後の仕事の内容や保育職のやりがい等について、話をしていただきました。学生は、卒業生からの思いやり溢れる話を真剣に聞いていました。 質問コーナーにおいて学生逹は、実習で辛かった事、職業を選んだ理由、実習に向けてどのような準備をしたのか等、身近な卒業生へ率直な質問を投げかけていました。学生達は、貴重な先輩方の学生時代及び現場での話を聞くことができ、今後の勉学、実習、就職に向けての決意を新たにしたようです。
生活支援技術では、介護の基本となる技術を学びます。クラスを2班に分け、小人数のクラス編成で授業は行われます。移動の介護では高齢者疑似体験、車椅子体験を通して利用者の気持ちと介護者としての視点に気付く授業です。 写真3枚は、片麻痺の状態で高齢者体験をしている様子です。この日は学内からバス停まででしたが、アスファルトの凸凹や少しの段差に苦労しており、視野が狭いと非常に歩きづらく、少しの段差でも声かけてもらうと安心したという意見が多く聞かれました。
次の写真の3枚は車椅子体験の様子です。お隣のJAのお店「太陽の郷」のご協力もあり、店内を車椅子で走行させてもらいました。
介護者をしてみて、坂道を押すのが大変であったり、車椅子の大きさによっては狭い通路ではハンドル操作が難しいと感じました。利用者の体験をして、物にぶつかりそうになって怖かったり、商品を見るときに、高い商品棚の鏡が役に立っていたり、ちょうどよい位置に試食があり嬉しかったです。お店からの帰りは特に出入りする車への注意も大切だと感じました。
7月2日(月)、2号館 LL演習室にて
生活総合ビジネス専攻1年向け「キャリアアップセミナー」が開かれました。
今回は、テレビ、ラジオ、舞台など幅広い分野で活躍中のタレント 坂本 麻衣さんを
講師としてお迎えし、坂本さんの半生についてご講話いただきました。
坂本さんは、本専攻一年生に対して、
ご自身の学生時代のコンプレックスや挫折等の経験を話され、
「人生において、無駄な経験などない」
「自分の意思で、自分らしく全力で人生を歩むには、『自分を知ること』 『まず始めること』 『諦めないこと』が大切である」
と、述べられました。
また、今日この後どうしても取り組んでほしい事として
「どんな内容のものでもよいので1冊書籍を読んでみてください」
「話したいことがない人と話してみてください」
「通った事のない道を通って帰ってみてください」と話され
自分が知らないこと、経験したことがないことに触れることが
人生を豊かにする方法であると述べられました。
学生からは積極的に質問があがり、
将来の自分の姿を明確にイメージする、良い機会となったようでした。