1213()介護福祉専攻では事例研究発表会を行いました。毎年、2年間の学習の集大成として9月から10月にある1か月実習での体験を事例研究としてまとめ、事例研究発表会を行っています。今年は、例年より一月早くの発表会となりましたが、学生全員が早めに取くみ、報告集を発行し、発表会ができました。発表会の本番では発表原稿を見ずに発表できました。学生の感想には「きちんとやり終え、本当に頑張ってよかった」と達成感を感じたという感想が多かったようです。当日の施設の指導者の方々の講評では、多くの励ましの言葉をいただきました。ひとり一人が自己の介護観を深め、自己の課題に向かって頑張っていくことを誓ったことでしょう。

22日間の実習では施設の利用者様、職員の皆様には大変お世話になりました。ほんとうにありがとうございました。 

DSC_6935.JPGのサムネール画像のサムネール画像 DSC_6907.JPG

 12月5日(木)に記念ホールで実習報告会を開催しました。幼稚園、保育園、施設での実習を終了した2年生の代表者6名が、1年生全員へ向けて「実習を行う上で重要な事」「工夫した事」「失敗から学んだ事」等を紹介しました。また1年生が代表者以外の実習の様子も学べる様、適宜ホールにいる2年生全員にも発言や挙手をしてもらいました。

 

 2年生が共通して訴えたことは、「事前準備の大切さ」「素直さ」「積極性」でした。実習に向けて、数か月前から少しずつ準備してきた一方で「準備をしてもしたりない」と感じたこと、そして「自信を持って子どもたちの前に立ち」「子ども達の目をしっかり見ることで活動に引き込むことができる」体験をしたこと等が語られました。さらに絵本の読み聞かせや弾き歌いの練習は、日頃からその場に子どもがいるような緊張感を持って行うことが重要であることも語られました。これら2年生の報告を受けて、事前準備を入念に行い、時には壁にぶち当たる経験をしながら、各自の課題を乗り越え、徐々に成長していった様子を伺い知ることができました。

 

 1年生はこれから始まる実習や日々の授業を大切に、この1年間が実り多いものとなるよう頑張ってください。