11月8日(木)・9日(金)の二日にわたり、「ワークあじさい」(障害児・者施設)谷口恒男先生、「清風園」(児童養護施設)川添聡先生の両施設長を講師にお招きし、本年度施設実習に臨む幼児教育学科1年生を対象に「保育実習への取り組みと心構え」と題して講演をいただきました。
両施設長とも、施設の理念や利用者の様子、実習生に求めることを具体的に話してくださり、学生たちは熱心にメモをとっていました。また、谷口先生は、曻地三郎先生(北九州市「しいのみ学園」創設者)の「小さきは 小さきままに 折れたるは 折れたるままに咲くコスモスの花」のエピソードから、川添先生は「人権ノート」の意味や現状から、「共に生きる同じ人間の尊さ」を教えてくださいました。
学生たちは、これから始まる初めての学外実習に多少の不安は抱きながらも、先生方の温かい人間愛に触れて、保育士の使命を実感し、充実した実習にしようと気合が入ったようでした。